タコ捕まえたよ!「平戸海道渡海人祭」 催し多彩、地元産品でBBQも

見事にタコを捕まえた子ども=平戸大橋公園

 大型連休中の恒例イベント「平戸海道渡海人(とかじん)祭」(平戸市産業まつり実行委主催、長崎新聞社など後援)が3日、長崎県平戸市岩の上町の平戸大橋公園特設会場で始まった。県内外から訪れた家族連れらが多彩な催しを楽しんでいる。5日まで。
 地元の特産品を観光客らにPRしようと毎年開き27回目。27事業所・団体が出店し、農水産品や加工品、地酒などを販売。購入した食材をその場で味わえるバーベキュー(BBQ)コーナーでは、来場者が焼きたての肉や魚介類などを満足げにほおばっていた。
 会場近くの砂浜では「タコつかみ」があり、水槽の中を逃げ回るタコを子どもたちが懸命に追いかけた。佐賀県伊万里市から家族5人で来た古賀かのんさん(10)は「手触りがぬるぬるしていたけど、大きいタコを捕まえられてうれしかった」と笑顔を見せた。
 期間中は魚つかみ大会や平戸海上保安署の巡視艇「かいどう」の体験航海などもある。シャトルバスが会場と県立田平公園(田平町)、県立猶興館高(岩の上町)、平戸文化センター(同町)の臨時駐車場間を運行する。問い合わせは同実行委(電0950.22.3131)。

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