10人のボーフムに5発圧勝のレバークーゼンがシーズン無敗優勝に王手!浅野は退場者の影響で途中交代に【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

レバークーゼンは12日、ブンデスリーガ第33節でボーフムとアウェイで対戦し5-0で圧勝した。ボーフムのFW浅野拓磨は20分までプレーしている。

ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのローマ戦を劇的ドローで終え、欧州無敗記録を更新したレバークーゼンは、その試合の先発メンバーからジャカ、ター、タプソバ以外の8人を変更。最前線にシック、2シャドーにテラとボニフェイスを並べた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。

負傷明けの浅野が先発に名を連ねた14位ボーフム(勝ち点33)に対し、レバークーゼンは15分に数的優位を得る。タプソバのロングパスでDFの裏に抜け出した19がボックス左手前でパスラックに倒されると、主審は決定機阻止との判定でレッドカードを提示。数的不利となったボーフムは、20分に浅野を下げてウルマンを投入した。

数的優位となり主導権を握ったレバークーゼンは、自陣を固めるボーフム相手にハーフコートゲームを展開すると、30分にはショートコーナーの流れからボックス右手前でボールを受けたジャカがミドルシュートでゴールに迫ったが、これはクロスバーを直撃した。

終盤にかけても攻勢を続けるレバークーゼンは41分、敵陣左サイドでパスを受けたアルトゥールがクロスを供給すると、シックが左ボレーでゴール右に流し込み、先制に成功する。

さらに前半追加タイム1分には、シックのパスからボックス右から侵入したテラがシュロッターベックに倒されてPKを獲得。これをボニフェイスがゴール中央に沈め、2-0で前半を終えた。

迎えた後半も立ち上がりからレバークーゼンが主導権を握ると、76分にセットプレーから追加点を奪う。ホフマンの左CKをファーサイドに走り込んだアドリはヘディングシュートをゴール中央に叩き込んだ。

試合を決定づける3点目を奪ったレバークーゼンは、直後の78分にも左CKをタプソバが合わせると、ゴール前のテラが押し込んだが、これはテラのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

攻撃の手を緩めないレバークーゼンは、86分にボックス右から侵入したスタニシッチがゴール右隅にシュートを流し込むと、試合終了間際の93分にもスタニシッチの折り返しからグリマルドがネットを揺らし、5-0で勝利。

10人のボーフムに圧勝したレバークーゼンは、ブンデスリーガ初となるシーズン無敗優勝を懸けて最終節でアウクスブルクとの対戦する。

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