平泉成&佐野晶哉、共演“犬”にメロメロ! 映画『明日を綴る写真館』メイキングカット到着

映画『明日を綴る写真館』場面写真(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

平泉成が主演を務め、Aぇ! groupの佐野晶哉が共演する映画『明日を綴る写真館』(6月7日公開)より、本作の大事なキャラクター「吾郎さん」役のボーダーコリーのランスくんとの共演シーンの場面写真や平泉、佐野のメイキングカットが公開された。

あるた梨沙による同名漫画を実写化した本作は、年の差58歳の素直になれないふたりが紡ぐ、美しくて優しい物語。60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉成が初主演、相手役を佐野晶哉が務める。

このたび、主演の平泉成佐野晶哉が虜になった共演スター犬「吾郎さん」との場面写真、メイキングカットが解禁された。

ファッション誌からのオファーが止まない気鋭のカメラマン・太一(佐野晶哉)。さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われ、弟子となった太一は、人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始めて、心の成長を遂げていく。

この写真館で、鮫島のほかに、妻の桜(市毛良枝)や息子の直哉(嘉島陸)、客の牧(佐藤浩市)などと出会い、人生と改めて向き合い始める太一だが、もうひとり、いや、もう一匹の大事なキャラクターとも出会う。それが「吾郎さん」だ。運動神経が抜群で、知能が高く、もっとも賢い犬ともいわれるボーダーコリーで、みんなからは「吾郎さん」と、さん付けで親しまれている。

鮫島にまだ弟子と認めてもらえず写真館になじんでいない太一に飛びかかって緊張をほぐしたり、人物を撮るのが苦手な太一のために被写体になったり、長い間抱えている両親への“想い残し”に悩んでいる時に、そばで慰めたりと大活躍。そんな吾郎さんに助けられるのは太一だけではない。赤字続きの写真館の経営をめぐって息子とケンカした直後の鮫島の傍らに寄り添うのも吾郎さんだ。

吾郎さんを演じた、本名ランスくんは、普段は動物園のイベント犬としてショーなどにレギュラー出演中で、本作が映像作品デビューとなる。

そんな吾郎さんは現場でも多くの出演者・スタッフから愛された様子で、彼の撮影シーンではカメラが止まると皆が笑顔で写真を撮っていたという。

吾郎さんに悩みを聞いてもらっているかのような太一の場面写真とは対照的に、役柄から解放されたひと時に吾郎さんとじゃれ合い、とびきりの笑顔を輝かせる佐野。平泉にじゃれる吾郎さんを収めたオフショットの数々。しかし、平泉は、実は犬が苦手であることを撮影後に明かしている。映像作品初出演にも関わらず、犬が苦手なキャリア60年のベテラン俳優に臆することなく体を預ける吾郎さん=ランスくんにも注目したい。

映画『明日を綴る写真館』は、6月7日より全国公開。

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