英語教育状況調査 中学3年生の英語力全国平均を上回る 

【イメージ】学校の教室

全国の中高生を対象に行った英語力の調査で、「英検3級」相当以上の能力を持つ県内の中学3年生の割合は、前年を下回ったものの全国平均を上回る水準にあることが文部科学省のまとめで分かりました。

文科省では、全国の公立中学校や高校に通う生徒を対象に英語力の調査を2013年から行っています。

去年12月時点での調査結果によりますと中学3年生で「英検3級」相当以上の生徒の割合は全国平均で50%、高校3年生で「英検準2級」相当以上の生徒は50.6%となり、いずれも調査開始以来初めて半数に達しました

このうち、県内の中学3年生で「英検3級」相当以上の生徒は57.9%で都道府県と政令指定都市を合わせた順位は6番目の高さでした。

全国平均も7.9ポイント上回りましたが過去最高となった2021年の60.9%から2年連続で低下しました。

また県内の高校3年生で「英検準2級」相当以上の生徒は50.1%ではじめて50%を超えましたが全国平均を0・5ポイント下回りました。

県教育委員会では、中学3年生の英語力について
「若干減少したが高い水準を保っていると捉えている。 県では早くから小学校での 英語教育に力を入れていてその成果と考えている。 今後も生徒が主体的に学ぶ授業を推進していきたい。」と話しています。

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