東京パラ聖火リレー 長崎県代表に久保さん 県障害者バド協会長

 長崎県は5月31日、8月に行われる東京パラリンピックの聖火リレーに長崎県代表として県障害者バドミントン協会の久保里司会長(ケイ・エム・サポート)が参加すると発表した。
 久保会長はパラバドミントンの選手として、2000年にドイツ国際大会へ出場。05年に台湾世界選手権混合ダブルスで3位に入るなど、国内外で活躍した。その後、日本障害者バドミントン協会会長や日本障がい者バドミントン連盟理事を歴任してきた。
 パラリンピックの聖火リレーは、47都道府県で採った火を8月20日に東京都内の集火式で一つにまとめる。県内では8月12~16日に長崎、佐世保、島原、諫早、大村、五島、西海、雲仙、南島原の9市で採火イベントが行われ、16日に県庁舎そばの防災緑地「おのうえの丘」で集められる予定。
 久保会長は集火式に立ち会い、21日に都内で聖火ランナーを務める。「代表選手が日ごろの力を十二分に発揮できるように聖火に思いを込めたい」と意気込んでいる。

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