早坂隆
シベリア抑留者に対して、共産主義思想を浸透させるために配布された「日本新聞」。第一級の史料である同紙の謎多き実態を明らかにすると同時に、その後の日本社会に波及した影響についても考察を加えていく。 日本新聞の「亡霊」は令和の時代になっても決して消えてはいない。
東條英機が死亡?1945年8月9日、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し、満洲国に侵攻。ソ連の侵略は南...
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時代が令和となり、昭和が遠くなるにつれて、先の大戦に関する議論も「机上の空論」になりつつある。そんないまこそ、改めて戦争体験者の生の声に立ち返るべきではないだろうか。
私はこれまでに大東亜戦争を中心とする昭和史の取材を20年ほど続けてきた。そのような取材を通じて得た「...
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