長野県は2月21日にかけて強い寒気が流れ込む影響で一部の地域で強い雪が降り、大雪になる見込み。長野地方気象台が20日午後3時56分に発表した「大雪に関する気象情報」を基に県内各地の予想降雪量をまとめた。
21日にかけて、東日本の上空約1500メートルには氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるとみられる。このため長野県では、北部の山沿いと中野飯山地域を中心に強い雪が降り、大雪となる見込み。20日午後4時半時点で、長野市や中野飯山地域、大北地域などで大雪警報が発表されており、日本海から流れ込む雪雲が予想以上に発達した場合は、警報の範囲を拡大する可能性がある。
長野地方気象台は、北部の山沿いと中野飯山地域では20日夜のはじめ頃から21日朝にかけて、大雪や路面の凍結などによる交通障害に警戒するよう呼びかけている。また、北部と中部の積雪の多い傾斜地では22日にかけてなだれにも注意が必要としている。
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長野県内各地の予想降雪量
2月20日午後6時~21日午後6時の24時間予想降雪量
長野地域山沿い 50cm 長野地域平地 20cm 中野飯山地域 70cm 大北地域山沿い 40cm 大北地域平地 10cm 上田地域の菅平周辺 30cm 松本地域の聖高原周辺 15cm 乗鞍上高地地域 15cm 木曽地域 10cm その他の地域 5cm未満
※いずれも多いところの予想量
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