絶好調ラームが今季3勝目でツアー10勝到達 ウッズは7カ月ぶりツアーで45位

逃げ切りでシーズン3勝目を挙げたラーム(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 最終日(19日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

首位から出た世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)が5バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算17アンダーで逃げ切った。1月「セントリートーナメントofチャンピオンズ」と「ザ・アメリカンエキスプレス」に続くシーズン3勝目で、節目のツアー通算10勝に到達した。

フェデックスカップポイントレースでもトップを争うマックス・ホマと最終日最終組で対決。後半12番のボギーで一時はホマに首位の座を明け渡したが、14番(パー3)でカラーから13m超をパターで流し込んで再び抜け出した。

ホマが2打差2位。パトリック・カントレーが14アンダー3位、この日のベストスコア「64」をマークしたウィル・ザラトリスが13アンダー4位で続いた。

ジェイソン・デイ(オーストラリア)が9アンダー9位となり、出場3試合連続のトップ10入り。世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは8アンダー12位だった。

7カ月ぶりのツアー出場となったタイガー・ウッズは3バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、トータル1アンダー45位でホスト大会を終えた。2021年2月に起こした自動車事故からの復帰戦だった昨年4月「マスターズ」以来となる4日間72ホールを回り切った。

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