現代自動車がベトナムで1万8千台リコール...安全ベルト問題

現代自動車が一部車両の安全ベルト部品欠陥によりベトナムでリコールに入ったことが分かった。昨年、米国で発生した欠陥がベトナムでも問題化した形だ。

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16日、ベトナム紙や韓国紙によると、現代自動車とベトナムのタンコングループの合弁法人である「現代タンコン」(hyundai thanh cong)が昨年10月10日以降に発売した「エラントラ」(韓国名アバンテ)車両などで、安全ベルト・プリテンショナーの異常が確認され、1日からリコール中だとベトナム登録局が明らかにした。

Elantra N/ HYUNDAI

対象は現代の「サンタフェ」1万7721台と「エラントラ」357台だ。

安全ベルト・プリテンショナーは、自動車に衝撃が感知されると、安全ベルトを搭乗者の身体側に引っ張ってけがを防止する役割をする部品である。 しかし、リコール対象車両では、プリテンショナーが作動すると突然部品が壊れ、破片に搭乗者が怪我をする危険が生じる可能性があると伝えられた。

Santafe/ HYUNDAI

ベトナム登録省は、顧客が自らの利益のために迅速に公認ディーラー店に車両を持ち込み、修理し、現代側が完全に無料で提供することを推奨している。

現代車は同じ問題で昨年、米国だけで23万台余りをリコールした。

ベトナム市場で現代自動車はトヨタとシェア1位を巡って激しく競争している。現代車は昨年、トヨタにシェア首位を明け渡し、4年連続でのシェア1位を逃した。一方で今年1月には月間販売台数で1位に返り咲いている。

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