新生児体重、身長非接触で測定可 宮大、3D解析やAI活用

3D画像から新生児の体重や身長を測定する作業のイメージ(宮崎大提供)

 宮崎大工学部の川末紀功仁(きくひと)教授(ロボット工学)が同大学医学部と共同で、3D解析や人工知能(AI)の技術を用い、新生児の体に触れずに体重や身長を測定できる装置の開発に乗り出している。早期実用化に向け、現在、同学部付属病院で試作機を使ってAIに新生児のデータを学ばせている。新生児の中でも特にデリケートな超低出生体重児への活用が想定され、医療現場の負担軽減が期待される。

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