墨田区“5000人の第九”に向け「おさらい会」

2024年2月に、5年ぶりとなる両国・国技館での「5000人の第九コンサート」に向けた練習会が墨田区で開催され、約300人が参加しました。

「すみだトリフォニーホール」に響くベートーヴェンの「第九」。歌っているのは「国技館すみだ第九を歌う会」のメンバーら約300人です。

墨田区では毎年2月に、両国国技館で「5000人の第九コンサート」を38年前の1985年から開催していましたが、新型コロナの影響で、2023年も含め4年間は開催が見送られていました。こうした中、墨田区は、2024年2月に5年ぶりとなるコンサートを再開させる方針を表明。これを受け、学び直しのための「おさらい会」が実施されました。300人が集まる大規模な練習は3年ぶりだということもあり、集まった41歳から97歳のメンバーは、歌う喜びを再確認するように「歓喜の歌」を披露しました。

「国技館すみだ第九を歌う会」は、夏頃に初心者を対象にした講習会を開き、9月から本番に向けた練習を行っていくとしています。

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