“就職内定97.2%” 今春卒の公立高生 県内割合は2.8ポイント減

 県教委は16日、今春卒業予定で就職を希望する県内公立高生(2076人)の就職内定状況(1月末時点)を明らかにした。内定率は97.2%(前年同期比0.1ポイント減)。内定先の県内割合は、過去最高だった昨年同期を2.8ポイント下回る67.2%だった。
 県教委によると、県内での就職希望者は1405人で前年同期より80人少なく、県外希望者は37人多い671人だった。県内就職希望者の内定率は96.4%(同0.8%減)、県外は98.7%(同1.2%増)。未内定者は59人で、うち公務員志望は13人。
 県教委は「最後の1人まで希望に沿った就職ができるよう丁寧な指導をしていきたい。県内企業を知る機会を今後もつくっていきたい」としている。

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