奥村善久氏が死去 携帯電話網の基礎技術を開発

奥村善久さん

 現在の携帯電話網の基礎となる技術を開発した金沢工業大名誉教授の奥村善久(おくむら・よしひさ)氏が18日、死去していたことが20日、大学への取材で分かった。96歳。金沢市出身。自宅は石川県野々市市本町。葬儀は既に行った。喪主は長女恵美子(えみこ)さん。

 電電公社(現NTT)時代、地形や障害物が電波の伝わり方に与える影響を調べて「奥村モデル」と呼ばれる成果にまとめた。2013年に「工学分野のノーベル賞」とされる全米技術アカデミーの「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を日本人で初めて受賞した。 

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