震災から12年、桂宮治が福島を巡る旅へ。「伝統と思いを守っていこうという人の絆を感じました」

BSフジでは3月11日に「〜日本全国〜桂宮治の街ノミネート あんがとない!福島めぐり旅スペシャル」(午後6:00)を放送。番組初の2時間スペシャル特番として、福島県の会津若松市といわき市を巡る。

「〜日本全国〜桂宮治の街ノミネート」(木曜午後10:00)は、地元の人々が紹介する行きつけの場所を桂宮治が巡り、その街のおすすめスポットとしてノミネートする旅番組。今回も有名な老舗旅館や郷土料理から、ディープな町中華まで、あらゆる福島を紹介する。

会津若松市での旅のスタートは、⽩⻁隊の逸話でも有名な鶴ヶ城から。宮治を案内するのは、会津若松市の観光⼤使を務めるシンガー・ソングライターの⽒家エイミー。伝統民芸品・赤べこの塗りを体験したり、地元でも有名な酒蔵を訪ね、唎酒(ききざけ)師でもある⽒家の解説付きで試飲も。ここでしか味わえない⽇本酒を堪能する。

ここで案内役が、フリーアナウンサー・唐橋ユミに。唐橋に会いたかったという宮治は有頂天。唐橋が学生時代に通ったコーヒー店を紹介し、当時のエピソードを披露する。さらに、会津の奥座敷・東⼭温泉では、国の登録⽂化財にも指定されている旅館へ。おいしい郷⼟料理や地元の酒をいただく。

2⽇⽬はいわき市が舞台。いわき市のフリーペーパー「ハイマガジン」の編集・高木永氏の案内で、福島県国⾒町の応援⼤使を務める演歌歌⼿・市川由紀乃と巡る。市場では、地元海産物を指すブランド“常磐もの”のヒラメや、メヒカリの唐揚げなどを食べ、宮治のテンションも早速マックスに。その後、福島を代表する伝統の陶器・⼤堀相⾺焼の⼯房を訪問。窯元の親⼦から伺ったのは、新しい挑戦を続けながら、伝統を次の時代へ残すことへの強い決意だった――。さらに、いわきの街中では、元学⽣アルバイトの料理⼈が先代の思いを受け継ぐ町中華「中国料理 鳳翔」へ。そのメニューの数に驚く。

放送日の3月11日は、東日本大震災から12年目に当たる日。大きな困難を経験した人々が心に刻んだ思いと、明るく魅力にあふれる福島を巡る。宮治は「会津若松、いわきを巡って、いろいろな人と出会いました。東日本大震災から12年、皆さんそれぞれの経験をされているんですが、もっともっと伝統と思いを守っていこうという人の絆を感じました。福島の方々の思いが皆さんに伝わると思うので、ぜひ見ていただければと思います」とアピールしている。

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