岡山市特産の「千両ナス」を首都圏などの食堂で提供 魅力PRし消費拡大を

特産品の消費拡大を図る取り組みです。大手電機メーカーの首都圏の食堂などで、岡山市特産の千両ナスを使ったメニューが提供されました。

東京にあるNECの本社ビルです。NECの東京や関西の6カ所の食堂などでは先週、ランチタイムに岡山市特産の千両ナスを使ったメニューが登場しました。

出されたのは、千両ナスで挟んだ豚肉のカツがメインの料理になっている定食です。

(食べた人は―)
「岡山は果物のイメージだったんで、おいしいおナスがあるということを、きょう初めて知りました」

この取り組みは、JA岡山などが地元特産品の首都圏での消費拡大を図ろうと企画したものです。

千両ナスは、岡山市では備南地区での生産が盛んで、冬から春にかけて出荷の最盛期を迎えます。濃い紫色で色つやがよく、果肉が柔らかいのが特徴だそうです。

会場ではナスを使ったパンや、ラテアートでナスを描いたカフェメニューを提供するなど、ナスの魅力をPRしていました。

(NECライベックス フードサービス事業部/北澤怜奈さん)
「地域を応援するというのと、従業員の皆さんに喜んでいただきたいのが大きい。柔らかくてジューシーで、とてもおいしいと評判です」

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