漫画家松本零士さん 宮城県でもゆかりの人が死去を悼む

銀河鉄道999などで知られる、漫画家の松本零士さんが亡くなりました。宮城県でもゆかりの人が漫画アニメ界の巨匠の死を悼んでいます。

関係者によりますと、松本零士さん(本名・松本晟さん)は13日に都内の病院で急性心不全のため亡くなりました。85歳でした。

宮城県気仙沼市の菓子店パルポー。店を代表するチョコレート菓子ゴットの包装紙は松本さんがデザインしています。

パルポー小野寺恵喜代表取締役「なんか悲しいというよりもありがとう、ありがとうございましたという感謝ですね」

この店の小野寺恵喜さんと松本さんの縁は、小野寺さんの親友がつないでくれました。

がんで余命2カ月と宣告された親友が「銀河鉄道に乗って旅をしたい」と話したのを聞いた小野寺さんが松本さんにメールを送ったところ、松本さんの直筆の乗車券が届いたのです。

その後、お礼に菓子のゴットを送ったところ、包装紙を無償でデザインしてくれたということです。

パルポー小野寺恵喜代表取締役「やはり中身を食べてもらうしかない。この中身をつくるのにこのデザインに負けないような恥じないようなゴットにしていきたい」

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