今年もゴージャス!北欧の名門AIK、美しき「132周年」限定ユニフォームを発表

スウェーデン1部の名門AIKソルナとキットサプライヤーのNikeは18日、2023年の限定特別ユニフォーム“Stockholm Edition”を発表した。

Qolyでも毎年ご紹介しているように、AIKはこの時期になると通常モデルとはデザインが大きく異なる特別版のリリースが恒例行事と化している。

A.I.K. 2023 Nike Stockholm Edition

クラブ創設132周年記念モデルという位置付けの特別ユニフォーム。今年はホワイトを基調としたもので、前面の芸術的なグラフィックが印象的なデザイン。これは16世紀に描かれたという絵画がモチーフとなっている。

AIKは2017年から毎年この時期にスペシャルエディションキットをリリース。2018年の『1891 Black Edition』や、2022年の『Royal Edition』などスタイリッシュなデザインは評判を呼び、それらのユニフォームはサポーターやマニアの間で発売されるたびに争奪戦となった。

132周年記念となる今年は、ストックホルムでの大気現象を描いたという16世紀の油絵「Vädersolstavlan」をモチーフとしたもの。最も古いストックホルムの姿を見ることが出来るという、大変貴重な絵画である。ちなみに原画は行方不明で、現存するのは17世紀に作られた復元版だという。

エンブレムなど立体ロゴ部分は3Dシリコン製。各部ロゴマークや袖口などのゴールドのディテールには金属の粒子を用いることで、132周年キットを美しくきらびやかに飾る。

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昨年までは数量限定で一般向けにも販売されていた記念モデルだが、今回はAIKのシーズンチケットホルダーのみを対象に販売。その数もたったの132セットで、正しくお宝アイテムな記念ユニフォームとなった。

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