5月のG7広島サミットに向けて新たなお好み焼きの誕生です。参加する7か国の食材や食文化を取り入れて、どんなお好み焼きが仕上がったのでしょうか?
こちらが、パスタ麺と牛乳と玉子を使った、イタリアは『カルボナーラ』風お好み焼きです。
G7広島サミットに向けて主要7か国の食材や食文化に合わせた7種類のお好み焼きを開発するプロジェクト『team Oko-noVation(チーム オコノベーション)』が創作しました。
お好み焼アカデミー 佐々木茂喜 代表理事
「おもてなしプラス祖国に帰られてもお好み焼きを展開してもらえると期待しています」
アメリカは、ハンバーガータイプで、小さなお好み焼きをバンズでサンドします。片手でも食べられるため、テイクアウトなど新たなシーンでお好み焼きを楽しむことができそうです。
ここからは、お好み焼きをと言えば、この方! お好み焼アカデミーの理事でもある広島経済大学の細井教授に解説していただきます。まずは、カナダから…
広島経済大学 細井謙一 教授
「とっても意外な組み合わせなんですが、チーズも入っていて、チーズとメープルシロップとリンゴの組み合わせが絶妙です。とってもおいしいです。デザート感覚でいただけるので、プラス1品で売り上げアップにつながります」
続いては、ドイツです…
細井謙一 教授
「ソーセージが入っているということで、定番なんですが、ザワークラウトとか酸味があるものが合うのか、気になるところです。とっても完成度が高いですね。ザワークラウトがどうかと思いましたけど、逆にザワークラウトやマスタードで全体がしっかりと引き締まった味になっています」
最後に、イタリアです…
細井謙一 教授
「きょうはパスタを使ってますが、中華麺でも非常によく合います。ホワイトソースも意外に思われるかもしれませんが、お好み焼き屋さんには、必ず小麦粉がありますから、牛乳さえ買ってくれば、手軽に作れます。よく考えられたメニューです」
お店の方も新たな試みに期待を寄せています。
みっちゃん総本店 二代目 井畝満夫 さん
「すごくいいヒントがあったと思う。これを店舗で共有して。お店にある材料で対応できるようであれば、参加はぜひしたい」
今回発表されたお好み焼きは、G7広島サミットのプレイベントや、お好み焼アカデミーに所属する会員のお店などで3月下旬から提供できるよう準備が進められています。