創業半世紀、旺角の富記粥品が閉店

中国本土との出入境が全面再開されて小売業と飲食業が徐々に回復してきたが、ある老舗店は回復を待てなかった。2月19日の香港メディアによると、湾仔で45年の歴史を持つ楽景快餐店が25日の廃業を発表したのに続き、旺角花園街で約半世紀の歴史を持つ富記粥品も3月24日の廃業を予告した。香港の観光プラットホーム「HONG KONG D」で2月19日、富記粥品の入り口に赤い紙に黒字で廃業の告示が書かれた張り紙が張り出されたことが掲載された。富記粥品は広東式煮込み粥のほか、焼きガチョウ、牛肉炒め河粉などの商品が名を馳せている。日本や台湾から訪れるファンも多い。

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