3月閉校の相模原総合高を北部の給食センター候補地に 市と県が調整

相模原市役所

 2026年中の全員喫食に向けた検討が進む相模原市立中学校の給食を巡り、市は20日、3月に閉校する県立相模原総合高校(同市緑区大島)を北部の給食センターの建設候補地として県と調整していることを明らかにした。

 同日の市議会本会議で、本村賢太郎市長が市民民主クラブの代表質問に答えた。本村市長は北部の給食センターについて「学校再編に伴い、3月に統合する相模原総合高校を唯一の候補地として、県との調整や地域の皆さまと対話を行っている」と述べた。

 市教育委員会学校給食課によると、同校のグラウンドにセンター建設を検討しており、県と用地取得などについて協議を進めているという。

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