部活高2自死、第三者再調査委員会が事実認定を検討

 部活動の顧問から執拗(しつよう)な叱責(しっせき)を受け、2021年1月にコザ高校2年(当時)の運動部男子生徒が自ら命を絶った問題で、第三者再調査委員会(委員長・古堅豊弁護士)は15日、非公開の第14回会議を那覇市の沖縄県自治研修所で開いた。これまでの調査を踏まえた事実認定などについて検討した。このほか事務局からは、遺族が県に損害賠償を求め那覇地裁に提訴したことが報告された。会議後、古堅委員長は「われわれとしては調査を粛々と行うことを確認した」と述べた。
 (吉田早希)

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