九産交バスら、阿蘇くまもと空港リムジンバスにVisaのタッチ決済導入

九州産交バス株式会社(以下、九産交バス)らは、阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビルの開業に合わせて、3月6日から空港リムジンバスにVisaのタッチ決済を導入する。九州産業交通ホールディングス株式会社(以下、九州産交HD)が2月16日付のプレスリリースで明かした。

同取り組みは、九産交バス、産交バス株式会社、三井住友カード株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社小田原機器、株式会社井浦商会、QUADRAC株式会社(以下、QUADRAC)の7社で実施する。

従来、クレジットカードで空港リムジンバス利用する際は、事前に券売機で購入し、乗車する必要があった。非接触・チャージ不要での乗車サービスを提供することで、地域の方や国内外からの空港利用者の

利便性向上を図り、公共交通利用促進を進めていく。3月6日始発便から開始する予定だ。熊本県においてのVisaのタッチ決済は、熊本市電が実証実験を実施中だ。

また、同取り組みでは、Visaのみの対応だが、Visa以外のブランドについても順次対応予定だ。タッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォンなどを乗車、および降車時にタッチ決済読取端末の読み取り部にかざすことで運賃支払いができる。

さらに、交通事業者向け決済、および認証のプラットフォームを提供するQUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続きをすることで、タッチ決済の乗降履歴を確認できる。なお、7社は、今後ユーザーにより安全で利便性の高い決済手段を提供し、さらなるキャッシュレス化の推進に努めていくと述べている。

(出典:九州産交HD Webサイトより)

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