
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表が優勝した場合の国内における経済効果が約596億4847万円に上るとの試算を21日、関西大の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)が発表した。「新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻、インフレの進行など暗い話題が多い時に日本を元気にしてくれる侍ジャパンの優勝を多くの日本人は期待している」とした。
新型コロナの感染拡大で延期されたため6年ぶりの開催で期待が大きく、米大リーグから大谷翔平(エンゼルス)ら人気選手が出場することなどから、2017年の前回大会で優勝を想定した試算より約253億円増えると見込んだ。