新潟県村上市で回収されたコハクチョウから鳥インフルエンザの陽性反応、病原性は未確定

新潟県によると、14日に村上市で回収されていたコハクチョウ1羽の死亡個体について、環境省が鳥インフルエンザの遺伝子検査を実施したところ、陽性反応が確認された。病原性は未確定。なお、回収地点は今冬防疫措置を実施した下越地方の養鶏場の半径10キロメートル圏外。

同死亡個体については、17日に簡易検査を実施したところ陰性だったが、20日に環境省が国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザの陽性反応を確認した。

これに伴い、環境省は20日に回収地点から半径10キロメートル圏内を野鳥監視重点地域に指定。県では同区域内における野鳥の監視を強化すると同時に、同区域内の養鶏場に対して異常がないことを確認し、防疫対策の再徹底を指導した。

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