スノーピーク(新潟県三条市)、滋賀県長浜市と包括連携協定を締結

スノーピークの山井太代表取締役会長兼社長執行役員(写真左)と滋賀県長浜市の浅見宣義市長(写真右)

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)は21日、滋賀県長浜市と地域活性化に向けた包括連携協定を締結した。今回の連携はスノーピークが取り組んでいる地方創生事業の一環であり、地方自治体や企業などとの包括連携協定締結は26例目。

長浜市は滋賀県の東北部に位置し、県内で最高峰となる伊吹山をはじめとする伊吹山地の山々が並ぶほか、周囲の景色を鏡のように映し出す余呉湖や、ラムサール条約の登録湿地である琵琶湖にも面している。中央には琵琶湖に注ぐ複数の川により形成された豊かな自然と、水鳥が集う湖岸風景が広がるなど、優れた自然景観を有している。また、戦国時代を思い出させる長浜城や、竹生島の宝厳寺をはじめとする多くの観音が祀られる観音の里など、歴史的遺産にも優れた地域となっている。

スノーピークは今回の包括連携協定を機に、長浜市の優れた地域資源を活用し、余呉地域や長浜市全体の地域活性化・交流人口・関係人口の拡大に向けたアウトドア拠点、体験コンテンツの開発を推し進めていく。また、長浜市は浜ちりめんや浜仏壇など、ものづくりにも名高いため、同社のデザイン力を活かし地元企業と連携しながら、地域経済の発展に貢献したいという。

© にいがた経済新聞