直径1.5m 鉄球のような“謎の漂着物”が海岸に 調べてみたら中は空洞…爆発の恐れなし=浜松市

2月21日午前、浜松市の遠州浜海岸で鉄球のような不審物が見つかり、爆発の可能性があることから現場周辺を立ち入り禁止としました。警察が不審物を詳しく検査したところ爆発のおそれがないことがわかり、午後4時に規制は解除されました。

<中井カメラマン>

「遠州灘海岸に不思議なものが漂着したようです。何かを固定するものだったのか、不審物の漂着物に警察も警戒しているようです」

21日午前8時45分ごろ、浜松市西区坪井町の遠州浜海岸で「機雷のようなものが砂浜にあると」近くに住む女性から警察に通報がありました。

<野田栞里記者>

「あちら300mほど先の砂浜にポツンと丸い不審物がありますが、ここから見てもかなり大きいことが分かります」

発見されたのは直径およそ1.5mほどの鉄球のような不審物でした。警察によりますと、発見された不審物は、海から20mほどの砂浜にあり、表面がサビていることから鉄製とみられていて、球体の一部が突起しているということです。

爆発などの危険性があることから警察は午前9時ごろから国道1号浜名バイパス坪井インターチェンジ周辺から南側およそ200mにわたって立ち入り禁止としました。

県警機動隊の爆発物処理班が不審物を詳しく調べた結果、中身は空洞であることが判明。通報からおよそ7時間、爆発の恐れがないことから規制は解除されました。今後、海岸を管理する県が不審物の撤去について検討をすすめるということです。

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