「CHEF-1グランプリ2023」1回戦突破シェフが発表。8ジャンルから選ばれた114人の中にはWONKのボーカル・長塚健斗の名前も

ABCテレビでは今夏、「ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2023」(日時未定)を放送。全国47都道府県から若手料理人が集結し、頂点を目指す料理バトルを通じて地域を盛り上げ、今後の日本の料理界を背負う次世代のスター料理人を発掘する。このほど、合計461人からの応募があり、厳正なる審査の結果、114人のシェフが1回戦(書類審査)を突破した。

今回で3回目を迎えるシェフNo.1決定戦「CHEF-1グランプリ」は、昨今の世界的な料理ジャンルの多様化に対応し、今回から新たにジャンル別エントリー制となった。料理ジャンルを八つに分け、参加する各シェフが自らどのジャンルで挑戦するかを選択する。料理ジャンルは「日本料理」「フレンチ」「中国料理」「イタリアン」「韓国料理&アジア料理」「スパニッシュ&中南米料理」「フードクリエイター」「ジャンルレス・その他」。

1回戦の書類審査では「地元を盛り上げるフェス飯」という課題でのレシピ考案を競った。審査の最重要ポイントは「発想力・独創性」。その上で「食材の生かし方」「料理の楽しさ」なども評価され、「CHEF-1グランプリ」実行委員会のメンバーである、料理学校講師、大会制作スタッフ、ABCテレビ・テレビ朝日系列各局の担当者により審査が行われた。「日本全国の食材の魅力を生かして料理に革命を起こせ!」という大会共通の審査基準の下、常識を覆すような創造力と発想力で、食べる人に感動を巻き起こすような数多くの応募レシピが見られたとのこと。

2回戦に進出する「日本料理」の19人の中には、初回大会ファイナリストの中井建シェフ(大阪)がおり、過去2回準優勝の山下泰史シェフの店「TTOAHISU」所属の本多修太シェフ(福岡)も参戦。

「フレンチ」からは最多の30人が1回戦を突破し、今大会で最大の激戦ジャンルに。名店「ジョエル・ロブション」勢の根本郁弥シェフ(東京)、小島広夢シェフ(千葉)や、東北大医学部の現役大学生・坂本侑翼シェフ(宮城)も選出。

「中国料理」は12人。中国料理界の重鎮・脇屋友詞シェフの名店「wakiya 一笑美茶樓」から立岩幸四郎シェフ(東京)登場し、「中国料理花梨」から村田聖史シェフ(大阪)が出場する。

同じく12人の「イタリアン」には、前回敗退すれば料理人を辞める決意で臨んだ「土佐のいごっそうイタリアン」長瀬大樹シェフ(高知)が再チャレンジ。さらに、日本イタリア料理協会などが開いた全国コンテストで優勝した実力を持ちながら病に倒れ、一度は閉店したものの、その後、闘病しながら復帰を遂げた鈴木伸朋シェフ(群馬)も挑む。

7人が進んだ「韓国料理&アジア料理」では、“伝統的韓国料理をぶっ壊す男”、前回のファイナリスト鄭大羽シェフ(神奈川)が1年越しのリベンジを期し、前回はラーメン界から初の出場となった熊澤暢佑シェフ(大阪)も再挑戦する。

「スパニッシュ&中南米料理」では、「エチョラ」清水和博シェフ(兵庫)が前回大会から連続しての突破を果たし、テキーラバーを営むHIDETOUシェフ(香川)や、スパニッシュ料理店で修業を積んだSuzuki Barbosa Gustavoシェフ(山梨)など、11人の多彩な顔ぶれがそろった。

今回ジャンル別エントリー制となり注目のジャンル「フードクリエイター」は8人。フリー料理人をしながらSNSのライバーでもある謝佳伶シェフ(東京)は台湾出身で、ソウルバンド・WONKのボーカルとしても活躍する長塚健斗シェフ(東京)が勝ち抜けし、「きょうの料理」(NHK)などにも出演した有名料理研究家・寺田真二郎シェフ(東京)も出場。

「自分の料理はどのジャンルにも属さない」と考えるシェフが増え、エントリー数多数となった「ジャンルレス・その他」は15人。初回、前回と2度にわたり決勝で涙をのんだ注目の山下泰史シェフ(福岡)もこのジャンルに名を連ねた。

2回戦では、114人のシェフは全国6地区の料理学校で、1回戦の課題レシピ「地元を盛り上げるフェス飯」を調理。試食審査は料理学校の講師、地元の有名料理人、地元グルメ雑誌の編集者やライターなど、ご当地の事情に詳しいプロが担当する。エリア予選となる2回戦を突破したシェフは、料理ジャンルごとに全国の上位数人が3回戦のジャンル別予選へと進出。3回戦はジャンル別で審査を実施し、最終予選へと進む各ジャンルのNo.1を決める激しい戦いが繰り広げられる。

MCを務める南海キャンディーズ・山里亮太は「人生を懸け、頂点を目指す若き料理人たちの気持ちを少しでもほぐせるように、変幻自在のトークで、シェフたちを時に笑わせ、時に鼓舞し、大会を盛り上げます」とメッセージを寄せ、スペシャルサポーターのさや香も「『CHEF-1グランプリ』全体を盛り上げ、エントリーから決勝戦まですべての戦いを通して参加してくれたシェフを応援します!」と意気込んでいる。

なお、番組情報は、公式サイトや公式SNSで随時発信される。

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