【カープ沖縄キャンプ】先発の柱が続々ブルペンに 新井監督は床田へ

カープの春季キャンプは第5クール2日目。

対外試合ではなく練習日となった今日は、先発の柱として期待される投手がブルペンに入りました。

長谷部投手「実戦が始まって各々課題が出てきていると思います。こういう練習の日に、課題をひとつずつ潰して、次につなげていける、そんな一日にしていきましょう。さあ行こうでお願いします。さあ行こう」。

ドラフト6位ルーキー長谷部の掛け声で始まった第5クール2日目。

声出しに立候補したという長谷部は…

長谷部投手「円陣の中では何を言っても受け入れてくれる空気があるので、思っていることが話しやすかったです」。

終わったあとの選手の反応は?

長谷部投手「お前はなんの課題をやるんだといわれて、しっかりとクイックをやりますと言っておきました」。

今日のブルペンには、先発の柱として期待される九里・森下・床田がそろい踏み。

昨シーズンチーム2位となる24試合に先発した九里は、キャッチャー坂倉とのバッテリーで70球。

九里投手「次のステップに入っている段階なので、全部が全部よかったとは言わないですけど、しっかりと指にかかったボールもあれば、そうではないボールもあったので、坂倉からは真っすぐの強さはある感じはするといわれたので、続けていけばいいんですけど、曲がり球のときに腕の振りが緩んでいるように見えると言われたので、その辺を課題として詰めていければと思う」。

そして、昨シーズンチームトップの27試合に先発した森下。

右ひじ手術の影響で調整が遅れていましたが、キャッチャーを座らせ37球。

全ての球種を投じ、次のステップへの感触を掴んでいました。

森下投手「ちょっと変化球は怖かったんですけど、しっかりと投げられているので、今のところは大丈夫です。実戦的なところが増えて来ると思うので、この状態のまま入っていければと思います」。

2022年8月にケガで離脱も、17試合に先発した床田は今キャンプ自身最多となる130球。

床田投手「足は全然問題なくできましたし、球数を多く投げても思ったより投げられたので良かったと思います。実戦も入ってくるので、この前実戦で投げた課題をつぶせるようにしっかりとやりたい」。

快音の待たれる新外国人デビッドソン。

試合のないこの日のフリーバッティングでは、全方向に打球を飛ばすよう意識しながらバットを振り込みました。

デビッドソン選手「今の時点では良い仕上がりになっています。ボールもよく見えているし、バットの軌道もよくなっている。開幕までにはしっかりとしたバッティングができる感じがしています」。

ひろしまリード編集部

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