鎌田大地、移籍しなかったら「ノーベル賞をあげる」!北海道大学の特任教授が宣言

今季限りでアイントラハト・フランクフルトとの契約が満了を迎える鎌田大地。多くのクラブが彼の獲得に興味を持っているという。

イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーやニューカッスル・ユナイテッド、リヴァプール、さらにポルトガルの名門ベンフィカなどが関心を示しているそうだ。

フランクフルトは鎌田大地を引き止めるための交渉を行っていると言われるが、それはあまり進んでいないと伝えられ、去就が注目されている状況だ。

『Bild』によれば、そんな中フランクフルトの名誉理事を務めているベンヤミン・リスト氏が、驚くべき提案をしてみせたようだ。

ベンヤミン・リスト氏はフランクフルト生まれの化学者で、2021年にプロリン触媒を用いたアセトアルデヒドの不斉アルドール反応を開発したことでノーベル化学賞を受賞している。

また日本とも関係が深く、学習院大学や成均館大学校で客員教授を務めたほか、現在も北海道大学の特任教授として在籍している。

そしてアイントラハト・フランクフルトは彼を名誉理事として迎えており、ノーベル賞が決まったあとにはユニフォームが贈られていた。

そのベンヤミン・リスト氏は今回「Amazon Prime」のインタビューで以下のように話したという。

ベンヤミン・リスト

「私は日本のファンだ。長谷部誠は私のお気に入りの選手だ。しかし鎌田大地が退団するとしたら、それは私の心を壊してしまうだろう。

自分のノーベル賞を天秤にかけることができるのであれば…もし鎌田大地が残ってくれるのなら、彼にそれを与えたいよ」

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それを聞いたスポーツディレクターのマルクス・クローシェ氏は、「大地がそれを聞いたら、ここに残るしかなくなるね」とウインクしながら話していたそうだ。

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