九州高校野球長崎県大会 3月25日開幕 1枠懸け45チームが熱戦

九州高校野球県大会 トーナメント表

 第152回九州地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会が22日、長崎市の県営ビッグNスタジアム会議室で行われ、出場45チームの対戦相手が決まった。3月25日から4月9日までビッグNなど3会場で熱戦を展開し、優勝チームが1枠の九州大会(4月22日~27日・熊本)出場権を得る。
 昨秋の九州大会準優勝の長崎日大と4強の海星は選抜大会(甲子園)に出場するため、この大会には出ず、推薦枠で九州大会から登場。両校を除く昨秋の県大会4強の大崎、鎮西学院、8強の波佐見、九州文化学園、長崎総合科学大付、創成館の6校がシードされた。
 昨年12月から今年3月3日の対外試合禁止期間が明けて最初の公式戦。冬場の体力トレーニングや基礎基本の反復など、地道で厳しい練習の差が勝負を分けてきそうだ。
 同点の場合に無死一、二塁の状態で攻撃を始めるタイブレークの開始イニングは従来の延長十三回から十回に変更。どの会場も有観客で、マスク着用での声出し応援が解禁される。
 第61回九州地区高校軟式野球県大会は2チームが出場。19日午前10時から諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で長崎玉成-北松農・五島南の決勝を実施し、勝者が九州大会(4月23~26日・熊本)に臨む。


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