ついに着手へ!狭いJR白岡駅の周辺、念願の整備 駅前スペース拡張、道路を結ぶなど2031年完成へ

白岡駅西口広場の計画写真(市の事業計画から)

 埼玉県白岡市は同市小久喜のJR白岡駅西口駅前広場の整備事業に着手する。16日に開会した市議会で事業内容を報告した。市は整備に向け都市計画道路整備費(8億3113万円)を新年度予算に計上している。

 事業は同市駅前広場と計画道路の整備。範囲は約5600平方メートル。現在の駅前スペースを拡張し、広場にバス、タクシー乗降場や屋根、トイレなどを整備する。駅前広場から県道さいたま栗橋線に向かう都市計画道路を結ぶ。10年後2031年完成を目指す。総事業費は約26億円。

 駅は1910(明治43)年開業。周辺は当時から狭く、駅前広場の整備は、市民にとって長年の課題だった。駅近くの市内拠点病院が駅西口北側に移転する計画もあり、駅前の整備が求められていた。

 市は「周辺地域の活性化、利便性の向上に向け、今後用地買収、広場や歩道の整備を進める」としている。

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