吉備路マラソン 総社など交通規制 26日、実行委「鉄道利用を」

 「2023そうじゃ吉備路マラソン」(岡山陸上競技協会、岡山県、総社市、同市教委、山陽新聞社で構成する実行委主催)が26日開催されるのに合わせ、交通規制=図=が実施される。実行委は混雑緩和へ鉄道での来場を呼びかけている。

 競技は午前10時、総社市三輪の市スポーツセンター付近を発着点に開始。コース一帯は午前8時~午後4時半に交通規制が行われ、ランナー通過後に順次解除される。

 JRは、伯備線で臨時便1本(岡山駅午前7時13分発、総社駅同45分着)を運行し、同線と桃太郎線(吉備線)の一部の便で車両数を増やす。桃太郎線の総社―岡山間では25、26日、大会をPRするヘッドマーク付きの列車を計8往復運行する。

 大会にはフル、ハーフ、10キロの3種目に7321人がエントリー。ゲストランナーとして総社市出身で2021年東京五輪ソフトボール金メダリストの原田のどかさん(トヨタ)、08年北京五輪マラソン代表で元天満屋女子陸上部の中村友梨香さん、04年アテネ五輪から3大会連続で競歩代表の山崎勇喜さん、1月の箱根駅伝9区で区間賞を獲得した青山学院大4年岸本大紀さんらも走る。

25日に前夜祭 ゲストらトークショー

 そうじゃ吉備路マラソン実行委は25日午後5時から、総社市中央の市総合福祉センターで前夜祭を開く。

 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となる大会の歩みや新たな取り組みを紹介。「下関海響マラソン」が開かれる山口県下関市の前田晋太郎市長、「仙台国際ハーフマラソン」が開催される仙台市の藤本章副市長に加え、元天満屋女子陸上部の中村友梨香さん、青山学院大4年岸本大紀さんがトークショーを繰り広げる。

 ロックバンド「ghostnote(ゴーストノート)」のボーカル兼ギター・大平伸正さん(総社市出身)による大会イメージソングのライブもある。

 定員150人。無料。問い合わせは実行委事務局の市スポーツ振興課(0866ー92ー8367、平日)。

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