中国当局、武漢デモで圧力 コロナ遺族も拘束

亡くなった父の写真を手にする張海さん=2020年6月、中国広東省深セン市(共同)

 【北京共同】中国湖北省武漢で発生した医療保険改革に反対する大規模デモを受け、当局は参加者や情報発信した人への抑圧を始めた。全国人民代表大会を3月に控え、締め付けを強化。新型コロナ感染症で父を亡くし政府の対応を批判してきた男性も、親族によると23日までに当局に拘束された。

 住民などによると、武漢では8日と15日、16日に地元企業の退職者らによるデモが発生。23日までにデモに関し交流サイト(SNS)でやりとりした人が警察に処罰されたり、一部参加者が連行されたりした。

 拘束された男性は広東省在住の張海さん(53)。親族は今回のデモ映像をSNSで発信したことが問題視されたとみる。

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