ライディングギアとしての眼鏡!バイク乗りのために開発された「バイカーズグラス」が更に進化

【brand pickup】

バイク専用として優れた機能性を有するバイカーズグラス

小江戸川越に店舗を構えるKaniya(カニヤ)は明治10年創業という歴史を持つ老舗のメガネ店であり、現在は可児昌彦代表が四代目を務めている。

両眼視検査や眼位測定、調節力検査等の精密視力検査を行った上で個々人に最適なメガネを製作している。

店舗に常駐する国家資格「眼鏡作成技能士」一級の資格を持つスタッフの手によって、それぞれの人に合わせて仕上げられるメガネは格安量販品とは一線を画し、多くのユーザーから好評を得ている。

また、独自のオリジナル製品の開発にも積極的だ。

中でも、ライダーのためのメガネ「バイカーズグラス」は我々ライダーのために開発されたもので、自身もライダーであるKaniyaの可児昌彦代表によるこだわりの詰まった逸品となっている。

「メガネライダー」が抱える不満を解消した“ライディングギア”としてのメガネ

メガネを常用しているライダーは「ヘルメットをかぶった状態でメガネが着用しづらく、メガネが適正位置にならない」「ヘルメット内装に圧迫されてこめかみ周辺が痛くなってくる」「後方確認や前傾姿勢の際にメガネのフレームが視界に入って邪魔」といった不満を少なからず抱えている。

そういった不満を解消しつつ、ライディング時の着用に最適化されたのがカニヤのバイカーズグラスなのだ。

素材には高性能バイクパーツの代名詞でもある「チタニウム」を採用し、軽さと丈夫さを両立するのが特徴となっている。

そして、このたびバイカーズグラスのラインナップにニューモデルが加わることになった。

ホールド性を高めたW(ダブル)形状と2つのチタン素材で進化が極まる

ニューモデルの名はW(ダブル)ツインチタニウム。その特徴を紹介したい。

テンプルをW形状とすることでホールド性を向上

ヘルメットをかぶった状態でメガネをかけると、ヘルメット内装で圧迫されてテンプルの部分が時間の経過と共に痛くなってくる。

そこで、バイク用メガネとしてはテンプルをなるべく薄く作るのが良いのだが、それだとヘルメットをかぶっていない時のホールド性に頼りなさを抱くこともある。

薄さと強度を両立させたW形状が大きな特徴だ。

そこで、ニューモデルでは薄さをそのままに、W(ダブル)形状にすることで、ホールド性を向上させている。

こめかみの部分を中心に二つに分かれたフレームはデザイン上の特徴ともなっており、個性の演出にもひと役かっている。

緻密なチタンの削り出しパーツで剛性を確保し軽量化を実現

写真が智と呼ばれる部分で、ヨロイとも呼称されるパーツ。剛性が必要とされるが肉厚が増せば重量が増大してしまう。

前身モデルであるツインチタニウムでは、テンプルと智(ヨロイ)を繋ぐ蝶番は溶接されていた。

前身モデルでは蝶番が溶接されている。

しかし、ニューモデルとなるWツインチタニウムでは、智(ヨロイ)をチタンの無垢材から削り出しで造ることで、蝶番と一体化させ、高い剛性を確保すると共に軽量化に成功している。

ボールペン先と比べるとそのサイズが理解できる。この小さな部品の中にメガネ職人の技術力が詰まっている。

智(ヨロイ)はチタンから削り出された上で、曲げ加工されている。削り出し部品の曲げ加工は非常に難しく、福井県鯖江のメガネ職人の技術力が無ければ実現できないものだった。

削り出し部品は材料費や生産コストから量産品ではあまり採用されないが、Wツインチタニウムでは品質や精度を優先させている。## 「柔と剛」2つの異なるチタンがライダーの視界を約束する

Wツインチタニウムには2種類のチタン素材が使われている。

ヘルメットとこめかみのわずかな隙間にメガネの「先セル」を差し入れる際、ブリッジには負担がかかるため、一般的なメガネだと歪んでしまうこともある。

そこで、ブリッジにはチタンのキャスティング(鋳物)素材を使うことで、剛性を確保。

安心してメガネの着脱を行うことができる。

一方で、テンプルのパーツは圧迫感を抑えて、ヘルメットの隙間に追従するような弾力が求められるため、NT形状記憶チタン合金を素材に採用。

ブリッジには「剛」、テンプルには「柔」のそれぞれの部位にあった特性の2つのチタンを素材としており、これがW“ツイン”チタニウムの名前の由来となっている。

Kaniyaのウェブサイトはこちら## ライディング時の視界確保に有効なオプションも用意

ライディング時は前傾姿勢になることも多いが、そうするとメガネのフレームが視界に入ってきてしまい顎が上がった不自然なライディングフォームとなってしまうことも。

そこで、約4mm可動する「スライドパッド」をオプションとして選択可能。

スライドパッドを動かすことでメガネの位置を最適化し、前傾姿勢でもクリアな視界を得ることができる。

スライドパッド

価格1100円(税込)## 着実な進化を果たしつつも、前身モデルと同価格に抑えることに成功!

Wツインチタニウムのカラーラインナップは全5色で、写真の「ネイビーブルー シャーリング」の他に「ブラック/チタン」「ボルドー/チタン」「ライトグレー シャーリング」「チタン シャーリング」となる。

大きく進化を果たしつつも、価格は既存モデルの「ツインチタニウム」と同価格となっている。

バイカーズグラス・Wツインチタニウム

フレーム単体価格2万3100円(税込)度付きレンズ付き完成一式価格3万1350円(税込)〜## メイドイン鯖江のバイカーズグラス!従来モデルも継続販売中

新たにWツインチタニウムが加わり、全4種類となったバイカーズグラスだが、従来の3種類も継続販売されている。

それぞれ特徴を持つバイカーズグラスの中から自分に最適なものを選ぶことが可能だ。

3種類のチタニウムを素材とした「トリプルチタニウム」

ブリッジには剛性に優れる「キャスティング」、智(ヨロイ)の部分に弾力性のある「ゴムメタル・チタン」、テンプルにはしなりと強度を併せ持つ「βチタン」と3つのチタン素材を組み合わせた「トリプルチタニウム」。

軽やかな着用感とホールド性を両立し、リム部分を少なくすることで広い視界を確保している。

バイカーズ・トリプルチタニウム

フレーム単体価格2万7500円(税込)度付きレンズ付き完成一式価格3万5750円(税込)〜## フルリムスタイルでトリプルチタニウムとひと味違う魅力をみせる「Type F」

トリプルチタニウムのスペックをそのままに、フルリムスタイルとした「トリプルチタニウム TypeF」。

フルリム化によって、デザイン的な変化だけでなく対応レンズの厚みの自由度も高めることに成功している。

バイカーズ・トリプルチタニウム Type F

フレーム単体価格2万7500円(税込)度付きレンズ付き完成一式価格3万5750円(税込)〜## ベーシックモデルとしてバイカーズグラスの人気を拡大する「ツインチタニウム」

2種類のチタニウムで、剛性としなやかさを両立したツインチタニウムは、ブリッジにはメガネ着用時にも歪まない剛性を持ったチタンキャスティングを採用。

テンプルには、しなやかさと形状記憶特性も持ったβチタンを素材とすることで、ストレスフリーなライディングを実現している。

バイカーズ・ツインチタニウム

フレーム単体価格2万3100円(税込)度付きレンズ付き完成一式価格3万1350円(税込)〜## バイカーズグラスは店舗での購入がおすすめ!

個々人に合わせた細かなフィッティングや調整が可能となるバイカーズグラスは可能ならば、いつも使っているヘルメットを持参の上、店舗での購入がおすすめだ。

国家資格「眼鏡作製技能士」一級を持ったスタッフの手により、フレーム、レンズ共に自分だけの最良のバイク用メガネを手にすることができる。

店舗には日本全国からバイカーズグラスを求めてライダーの来店があるそうだ。足を運ぶのが難しい場合は、通販も対応しているので問い合わせいただきたい。

Kaniya

埼玉県 川越市 仲町 3番地24 大正浪漫夢通り
Phone 049-222-0509
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日:水曜・第3火曜

Kaniyaのウェブサイトはこちら

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