次世代都市で2025年実験開始 トヨタ、静岡県裾野市

「ウーブン・シティ」の第1期エリアの建物完成イメージ(ウーブン・プラネット・ホールディングス提供)

 トヨタ自動車子会社のウーブン・プラネット・ホールディングス(東京)は23日、静岡県裾野市で建設を進める次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」で、実証実験の一部を2025年に始めると発表した。実験はモビリティー(乗り物)に関する内容となる予定だが、具体的には明らかにしていない。

 実験を始めるのは約5万平方メートルの第1期開業エリア。建物の建築工事は22年11月に始めており、24年夏に完了を見込む。25年ごろには約360人が住む計画だ。これまでは24~25年に開業を目指すと説明していた。

 ウーブン・シティの建設地はトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の東富士工場跡地。

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