入管法改正案 仙台市で弁護士や学生らが反対デモ

政府が再提出を目指す入管法の改正案に反対するデモが、仙台市青葉区で行われました。

青葉区の勾当台公園市民広場には弁護士や学生などおよそ60人が集まり、入管法改正案への反対を訴えました。

改正案は2021年、国会に提出されましたが、名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性が、十分な医療を受けられずに死亡した問題をめぐり、入管の対応に批判が強まり、廃案となった経緯があります。

今回の改正案でも、収容の長期化を可能な限り避けるため3回目以降の難民申請を認めないなど、2年前に廃案となった法案の骨格が維持されるとみられています。

【Fridays For Future Sendai鴫原宏一朗さん】「今回の入管法の改定によって、難民申請をしても難民になれなかった人たちを犯罪者にしてしまうような、そういう改定がなされているので、問題だと思っています」

政府は改正案について今国会に提出することを目指しています。

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