
【ジャカルタ共同】江崎グリコは23日、インドネシアの首都ジャカルタ近郊に新設したチョコレート菓子「ポッキー」の工場を報道機関向けに公開した。国内外で七つ目のポッキー工場で、延べ床面積で最大となる。北米や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域への輸出を予定している。
場所は西ジャワ州カラワン県マルガムリヤ。延べ床面積は約5万7千平方メートルに上り、これまで最大だった神戸市の工場を上回った。品質を安定させるため、ほかの工場で蓄積したデータを基に、生地の温度や厚みを自動調整する新技術を導入した。
新工場は昨年3月に完成。11月に稼働し、国内向けの出荷を始めた。