セリエBを戦うバーリとキットサプライヤーのKappaは15日、クラブの地元を拠点とするファッションブランド「LC23」とコラボレーションした特別ユニフォームを発表した。
このコンビによるコラボは昨年に続きこれが2回目。前回はタコの触手を描いたデザインが“キモ美しい”と評判を呼んだ。
Bari 2022-23 Kappa × LC23 Special Edition Home
21-22シーズンの美しき「タコユニフォーム」から一転し、今回は見るからに懐かしさを覚えるデザインが登場。襟や首元のディテールが90年代のKappaのユニフォームを彷彿とさせる。
前面には連なるハイハイポーズのような人物のシルエットを描き、シャツ全体にはエンブレムの透かしプリントをあしらう。この前面のグラフィックは、90年代のセリエAをご存知の方なら「アレか!」とピンときたかもしれない。
Bari 2022-23 Kappa × LC23 Special Edition Away
アウェイキットはホームと同じデザインの色違いで、こちらはダークカラーを採用。この特別ユニはフィールドプレーヤーが着用しない方を、GKキットとして使用する。
胸に描かれているハイハイポーズようなデザイン。これは一時期バーリの伝統・名物だったゴールパフォーマンスだ。90年代のセリエA時代に行い有名となったもので、日本では「ムカデ・パフォーマンス」などと呼ばれていたが、クラブは“小さな列車”と表現する。
最近は途絶えていたというこのパフォーマンスが、セリエCを優勝した昨シーズンに復活したという。
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シャツのデザインや胸のグラフィックがオールドファンを喜ばせている今回の限定コラボユニフォーム。クラブ公式オンラインストア並びにLC23オンラインストアでまだ購入が可能だ。