検査→結果→涙→検査→結果→涙 左だけじゃなくて右もか・・・・両側乳がんになりました185

次の誰かのためにと綴っています。

実は先日来、共同通信さんの取材を受けまして・・・地域の新聞に載せていただいております。ですのでお手紙やメールを多くいただいております。ありがたい限り!

検査に行ってくださる方も多いので、それだけ、り患者も知ることになるのですが、まずは早期発見。

再検査になった際、落ち込まれる方も多く、知るのがいやで精密検査に行かない方もいると聞きます。そうではなく、そのときにこそ、いろいろ乳がんのことを知ってほしいと思います。今年は乳がん患者さんのための診療ガイドブックが改訂され、発売ともなっています。Q&A方式の部分もあり、とても見やすくなっています。お手にとってみてくださいませ。

検査→結果→涙 50代女性

『はじめまして。1月の健康診断で再検査になり、検査→結果→涙→検査→結果→涙を繰り返し・・・3月末から4月頭に左胸全摘手術の予定ですが、今は右胸も検査しましょう、と結果待ちで沈んだ気持ちで過ごしています。乳がんのことはいろいろ調べますが、グループサイトや経験談を読むのが怖くて現実から目を反らしていましたが、昨日阿久津さんのブログを読み、そこで見れたYouTube?テレビの短縮版?で手術後の阿久津さんが元気にご飯を食べているのを見てすごく安心しました。

そりゃ、しんどいだろうし痛いと思いますが、寝たきりでもないし、入院仲間と集まっていたりと、何だか本当に安心したんです。毎日不安と怖さでどうにかなりそうでしたが、気持ちが楽になりました。これだけの話しですが、すごく助かったのでどうしてもお伝えしたくて。ありがとうございました。何度も見て頑張ります!』

https://www.youtube.com/watch?v=ZNZWQCis3t8

がんばらなくて大丈夫です!自然に手術が終わればおなかがすくと思います。まずは手術までの間の体調を整えてくださいね。食べたいものを食べて、やりたいことをやりましょう。

私も手術前が一番もやもやしていて、、、いろんなことがありましたが、体力をつけておいたり、筋力をつけておいた方がよかったな、と思いました。ひとりじゃありません!

ステージ4から13年 50代女性

『九州、福岡県より初めまして。今朝、福岡市の新聞社(西日本新聞社)の2月18日の朝刊を見ると、旬・ひとのコラムに、阿久津友紀さんの記事、拝見させて頂きました。ネットで調べてメール送信出来そうなので、早速、感想等私なりにお伝え致します。本を出版されたのですね、おめでとうございます。しかも、ご自身の乳がんを取材、少しインスタ拝見致しました。大変なお仕事ですので、闘病中の自らの取材なんて、そんな事普通の人ですら、落ち込んで無理です。

私は、平成22年5月、ステージ4の乳がん小葉がん、両方、骨転移と診断告知されました。自覚症状は、腰と左肋骨の痛み、1年前に健診して異常なしと安心、パート仕事もしていました。

子供達も小学生と高校生、もう何も考えられない事態になりました。

新聞朝刊を読んでいると、読者の方が乳がんになって…返信のお手紙書きました。暫くして、新聞記者が宜しければ、私の乳がんのこと聞かせてくれませんかと。仮名で何度か掲載されました。

私は、手術出来なく完治しない、服用の抗がん剤と、骨転移の点滴治療で命を繋いでいました。4年前、骨転移の薬剤の副作用で、顎の骨が腐れる(顎骨壊死)病気にもなり、左下側を何十回も顎口腔手術をして今も、痛く思うように食べられない、喋れない事があります。

乳がんと限らず、がんは、原発だけではなく、副作用等で苦しむ事もあるのだと。一番辛いのは、両親の介護でした、昨秋、母が亡くなり、父も入院。兄弟は、何もしない全く人の心無関心の妹です。もう姉妹と思っていません。でも私も、残り少ない人生何か出来ればと思っています。阿久津さんと同じく、間違った情報ではなく、こんな乳がんの種類もあるのだと。すみません長文になりました。頑張って下さい。』

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1092731

ありがとうございます。り患から13年、ご苦労が伝わってきます。やはり自身の治療だけではなく、介護などもあり、それに集中できないつらさもあると思います。その後経験が次の誰かのためになっている、と思いますし、何かできればと思っておられるとのこと。私も勇気をいただきました。

40代女性

『89回のときにはじめまして、とメッセージを送った者です。告知前の不安な時期に励ましていただき、とても心強かったです。ありがとうございました。

その後、短い間に3回の手術を経験しましたが、仕事を辞めることなく治療を継続中です。私はがんサバイバーでも闘病中でもなく、ほかの病気の方とおなじく「病気を治療中のいち患者」だと思っています。たんたんと、これからも元の生活をできるだけ長く続けていきたいです。』

ありがとうございます。初めてご紹介させていただいたころから、100回分こえて、今回で185回。それだけの日々、お互い超えてきたということですね。ひとりじゃない、とここでも感じます。

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