
【ワシントン共同】バイデン米大統領は23日、世界銀行の次期総裁候補として、米クレジットカード大手マスターカード最高経営責任者(CEO)を務めたインド系米国人のアジェイ・バンガ氏を指名すると発表した。
バイデン氏は声明で「気候変動を含む最も緊急な課題に取り組むための重要な経験を持っている」と強調した。
世銀は22日に開いた理事会で、マルパス総裁の後任を5月上旬までに選出することを決定。新総裁候補者の推薦を3月29日まで受け付けるが、最大出資国の米国は歴代総裁を送り込んでおり、バンガ氏の就任が有力となりそうだ。