「幻の写真家」チャールズ・ウィードが撮影した幕末の未公開写真 横浜で展示 英研究家「個展は国内外で初」

勝海舟(後列左から2人目)と米国公使ら(横浜開港資料館蔵)

 幕末の日本を撮影した米国の「幻の写真家」と呼ばれるチャールズ・ウィード(1824~1903年)の未公開作品38枚が近年、相次いで見つかった。それらの風景写真が横浜開港資料館(横浜市中区)で紹介されている。3月12日まで。

 ウィードは明治維新(1868年)直前に来日し、「マンモス・プレート」と呼ばれる大型のガラスネガを駆使して幕末の風景を撮影した。

 英国の古写真研究家セバスティアン・ドブソン氏によると、ウィードの個展は国内外で初めてという。

 月曜休館。一般500円など。問い合わせは、横浜開港資料館電話045(201)2100。

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