4年ぶりの対面開催 3月4日に「第25回山口大学吹奏楽部定期演奏会」

▲2022年には全国大会で銀賞を受賞

 山口大学文化会吹奏楽部の第25回定期演奏会が、3月4日(土)午後1時半から、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。サンデー山口など後援。    

 第1部は「クラシックステージ」で、「アルメニアン・ダンスパート1」などが奏でられる。第2部は「行くぞ!やまだい探検隊」。伝書鳩が世界中を飛び回り探検する中で、各国の音楽に触れ、友達を見つけていく、ストーリー仕立ての企画ステージだ。第3部は「ポップスステージ」。「魔女の宅急便セレクション」など、映画音楽を中心に演奏される。    

 また、2022年10月に北九州市で開催され、銀賞を受賞した第70回全日本吹奏楽コンクール出場曲「歌劇『トゥーランドット』より」も、特別演奏される。    

 前売り券は500円で、小学生以下は無料。当日は100円高。山口市民会館と山口大学生協FAVOで購入できる。    

 同部は1993年の創部で、部員数は約80人。コロナ禍以前は、活動の集大成として、年に1度定期演奏会を開催していた。しかし、2020年と2022年は完全中止。2021年はオンライン開催に。今回は4年ぶりの対面開催になるが、「出演する1~4年生は誰も対面開催での経験が無く、準備も手探りで大変だった」と部長の小川結子さんは話す。    

 感染対策のため練習時間が思うように取れなかったり、観客を前にしての演奏機会が無くなったりしたが、「演奏の機会が無いなら、自分たちで作ろう」と、2022年4月には初めて、学内での演奏会を開催。「人前で演奏することや、部員同士の絆も深めることができた」と振り返る。    

 2023年2月4日に島根県出雲市で行われた第46回アンサンブルコンテスト中国大会では、木管三重奏とサクソフォン四重奏が金賞を受賞した。「観客の前で演奏できることが楽しみ。観客に楽しんでもらえるよう部員一同、全力で練習に励んできたので、ぜひご来場を」と小川部長。

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