イートンが電動自動車向けの3in1バッテリーパック・ベントバルブを投入

米ミシガン州ゲールズバーグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- インテリジェント・パワー・マネージメント企業のイートンは本日、当社のeモビリティー事業部門が電動自動車(EV)のバッテリー向けに3in1バッテリーパック・ベントバルブを投入したと発表しました。このバルブは、バッテリーケースのリークチェック機構、車両のバッテリーパックの過圧リリーフとして機能するパッシブベントおよびアクティブベントという3種類の独自機能を提供できることにより、独特な位置につけています。

イートンの車両グループ、バッテリー技術開発部門マネジャーのJens Buhlingerは、次のように述べています。「最近のシングルステージ・バッテリー・ベントバルブの投入に続き、バッテリー安全性ポートフォリオにさらなる製品を追加します。私たちは、ますます出力を増しているEVのシステム完全性を確保することに役立つ3in1技術を提供できることを大変うれしく思います。」

このベントバルブのバッテリーケース・リークチェック機能は、今日のEVアーキテクチャーの標準となっているバッテリー組み立て工程の最終段階におけるベントバルブ取り付けを不要にします。イートンの3in1バッテリー・ベントバルブを使用してのリークテストは、バッテリー・ベントバルブが組み立て済みの場合におけるベントのシール面のテストを伴うものであり、従来の方法よりも徹底しています。イートンはお客さまが組み立てラインでリークチェック機構を作動させるツールも開発しており、加圧または真空によるテストを実現します。

イートンの3in1バッテリー・ベントバルブは、特定の開口圧力に応じて排出を最適化するように、精密かつ柔軟に設計されています。そのスプリングを用いた作動技術により、イートンは同じバルブ設計でさまざまな開口圧力要件に対応し、スケールメリットを高めることができます。

このバルブには実証済みの再シール技術があり、メーカーは非常に低い開口圧力を指定することができます。この3in1バッテリー・ベントバルブは、通常の動作中に空気が多孔質材料を通過して圧力を正常化する低流量のブリージングモードも搭載しています。

Buhlingerは、次のように述べています。「当社の新しい3in1バッテリー・ベントバルブは、頑丈なクイックコネクト機能とネジ止め式金属接続の両方の方式で組み立てられるため、お客さまは、希望する組み立て方式を自由に選択して、所定の位置でしっかり接続することができます。」

イートンの3in1バッテリーパック・ベントバルブの詳細については、リンク先をご覧ください。

イートンは、あらゆる場所の人々の生活の質を向上させ、環境を保護することに専心するインテリジェント・パワー・マネジメント企業です。当社を導いているのは、適切にビジネスを行い、持続可能な事業運営に当たり、お客さまが今日および将来もずっとパワーを管理できるよう支えるとの約束です。電化およびデジタル化という世界的な成長トレンドを生かしながら、当社は社会全体の再生可能エネルギーへの移行を加速させ、世界で最も喫緊のパワー・マネジメントの課題の解決を支援し、当社のステークホルダーと社会全体にとって最善のことを行っています。

イートンは1911年に設立され、ニューヨーク証券取引所に上場して100周年を迎えようとしています。2022年には208億ドルの売上高を計上し、170カ国以上のお客さまにサービスを提供しています。詳細情報については、www.eaton.comをご覧ください。ツイッターリンクトインで当社をフォローしてください。

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