休日明け24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=134円台後半で取引された。
午後5時現在は休日前の22日と比べて11銭円安ドル高の1ドル=134円83~85銭。ユーロは74銭円高ユーロ安の1ユーロ=142円78~82銭。
日銀の次期総裁候補となった経済学者の植田和男氏に対する衆院の所信聴取が行われ、植田氏の「現在の日銀の金融政策は適切」といった発言を受け、円売りドル買いが優勢となった。
一方、政策修正への観測から円を買う動きも出た。国内輸出企業による実需目的の円買いドル売りも入り、円は134円近辺まで買い戻される場面もあった。