
【蘇州共同】日産自動車傘下、日産モビリティサービス(中国江蘇省蘇州市)の二川一穣社長は24日、蘇州市で日本メディアの取材に応じ、3月上旬から約半年間、自動運転の「ロボットタクシー」を実証実験すると明らかにした。同社によると、日本企業が中国で自動運転タクシーの実証実験を行うのは初めて。
蘇州市の公道で、住民にセンサーなどを搭載した車両への無料乗車サービスを提供し、改善点を洗い出す。運行中は安全のためドライバーも同乗する。二川氏は「安全で快適な無人タクシーを目指す」と述べた。
中国企業が開発した、一定条件下で無人運転が可能となる「レベル4」の自動運転技術を使う。