神奈川県小田原市は24日、解体工事中の旧小田原市民会館ホール屋上から銅線約200メートル分(24万円相当)が盗まれたと発表した。
市によると、23日午前1時半ごろ、旧会館周辺で物音を聞いた周辺住民が小田原署に通報した。工事請負業者と同署が同日朝、現場検証を行ったところ、ホール屋上から空調設備に接続する銅線がなくなっていた。解体工事は今年1月から始まり、作業用の仮囲いが設置されていた。何者かが仮囲いの足場を伝って、高さ10メートルの屋上によじ登って盗んだ疑いがある。
旧会館は閉鎖中の昨年10月にも地下室から銅線40本が盗まれた。市は今後、防犯カメラやセンサーを設置する方針という。