田村淳、オフレコ破りで報道された差別発言に関して言及

25日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、毎日新聞のオフレコ破りで報道された差別発言に関して持論を語った。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナーにゲストとして出演した憲法学者の木村草太氏が、2月3日のオフレコ懇談会での荒井勝喜秘書官(当時)の発言を毎日新聞の記者がオフレコ破りをして報じた件について触れた。

オフレコ破りの内容は、荒井氏が同性婚について見解を問われ、「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら、やっぱり嫌だ」などと発言したことだ。この発言が原因で岸田文雄首相に荒井氏は秘書官を更迭された。

この件に関しては、オフレコ破りしたせいで、今後取材対象者が萎縮するのではという批判もあるが、木村氏は「差別したいからオフレコにしてくれって要求をしてることになるんで、もちろん通らないです」と断言し、「こんなことしたら萎縮する、喋ってくれないって言うじゃないですか‥でも、今回問題になったのは差別発言ですから、差別発言をオフレコで喋る自由が萎縮してたって全然問題ない」と語った。

淳もこの意見には賛成のようで「心の中で何を思うのも自由だと思うんですよ。僕はそういうことを心の中で思っちゃう人も認めたくないけど、まあ仕方ないじゃないですか」と前置き、「でも、それをアウトプットしたい。『誰かに自分の差別発言を聞いて欲しいんだ』って感覚の人がいること自体がおかしなことなんだと思いますよね」と持論を語ったのだった。

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