米超大物セレブ、デートドラッグレイプ、教師からのセクハラ虐待、中絶を赤裸々告白

セレブタレントのパリス・ヒルトン(42)が、20代で中絶し、恥ずかしさから秘密にしていたことを明かした。今月初め、ベンチャー投資家の夫 カーター・レウム(42)との間に代理出産により第一子が誕生したパリス、 先日息子の名前をフェニックス・バロン・ヒルトン・レウムと名付けたと発表していたが、今回自叙伝の出版を前に、20年以上前に母親になりかけていたこと、また10代の頃に受けた性的虐待についてグラマー誌2月号で、赤裸々に告白している。

パリスはまだ10代だった頃、メンタルヘルスの問題を抱える若者のための寄宿学校プロボ・キャニオン・スクールで、定期的に血液を採取され、静脈に点滴を打たれていたほか、教師にキスされ、異常な数の電話攻撃にあっていたと語っている。「私はまだ若い女の子だったのに、先生に操られたの。彼は若い女の子を利用した」「彼はいつも電話をかけてきて私といちゃつき、私が大人の女だと思い込ませようとしたのよ」

ある夜その教師はパリスを車に誘い込んできたという。「私たちはキスしただけだけど、もし両親が来なかったら、彼が何をしようとしたか想像してみて」「彼はパニックになって、私をベル・エアーの家まで送ってくれて、そこでこう言ったのよ。『出て行け』ってね」その後パリスは自室で寝たふりをしたそうで、「今日に至るまで、家族にはそのことを話していないの。誰にも話したことがないわ。この状況を恥ずかしく思ったの」と振り返った。

またパリスは15歳のときに年上の男性から暴行を受け、デートレイプドラッグのロヒプノールで気絶させられたことも今回初めて明らかにしている。ロサンゼルスのセンチュリー・シティ・モールで友人たちが男性グループと知り合った後、薬を飲まされたことについてパリスはこう語っている。

「私たちはほとんど毎週末そこに行っていた。それが私たちの楽しみだった。年上の男たちがいつも店の周りをウロウロしていて彼らに話しかけたり、ポケベルの番号を教えたりしていた」

「そしてある日、彼らの家に招待され、ベリーワインクーラーを飲んだ。当時はお酒など飲まなかったのだけど、1口、2口飲んだだけで、すぐにめまいがして、ふらふらになってしまった。何を入れられたのかはわからないけど、ロフィ(ロヒプノール)だと思う」

「でも私は覚えていたわ。彼が私の上に乗って、私の口をふさいで、『君は夢を見ているんだ』って耳元でささやいたの」

そんなパリスは昨年、アメリカの最高裁が中絶の権利を認めたロー対ウェイド判決を覆したとき、中絶について話す気になったのだそうで、また今回妊娠によって過去のそういった虐待や中絶のトラウマがよみがえることを恐れ代理出産を決めたという。「この件には多くの政治的な問題が関わっているわ。でも女性の体は女性のものよ。法律は必要?」「自分の体であり、自分の選択であり、私はそれを本当に信じている。でもリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)をどうするかということで法律が作られるなんて、私には理解できないわ。というのも、もしこれが男性についてだったら、こんな風にはならないでしょうから」

パリスは2020年にYouTubeで公開したドキュメンタリー『ディス・イズ・パリス』で、虐待の過去や、流出したセックステープなどについて、初めて告白をしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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