「このチームが機能するためには…」。久保建英は不発、レアル・ソシエダ監督がバレンシア戦の敗因を説く

「目立った選手はいなかった」その理由とは――。

[スペイン1部 23節] バレンシア 1-0 R・ソシエダ/2023年2月25日21:00(日本時間26日5:00)/エスタディオ・デ・メスタージャ

スペイン1部23節、レアル・ソシエダはバレンシアCFにオウンゴールにより、0-1で敗れた。ダビド・シルバら主力選手を負傷で欠くなか、今月は1勝1分2敗と勝点を思うように伸ばせなかった。日本代表MF久保建英は右ウイングで先発し、73分にカルロス・フェルナンデスと交代している。

R・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後、「目立った選手はいなかった。このチームが機能するためには、全ての選手が良いプレーをする必要がある」と指摘した。

「目立った選手はいませんでした。このチームが機能するためには、全ての選手が良いプレーをする必要があります。それは意識やプレー面だけでなく、インテンシティも求められ、それらを合わせてボール回しをより良く改善する必要があります。正確さを欠き、デュエルに勝てていませんでした。これではどの選手も目立てません」

そのうえで、展開的には互角ではあったものの「バレンシアは素晴らしいディフェンスで我々のサッカーをさせてくれませんでした」と、勝利したホームチームを称えている。

レアル・ソシエダは13勝4分6敗(32得点・23失点)の勝点43のままだが、まだ3位をキープしている。次節は日本時間3月4日5時からカディスCFとホームで対戦する。

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