笹生優花が日本勢トップ15位で最終日へ 畑岡奈紗はグリーンに苦戦

笹生優花が日本勢最上位につけた(撮影/村上航)

通算9アンダー8位から出た笹生優花が、「71」で回って通算10アンダー15位で3日目を終えた。

1番(パー5)で2オンに成功してバーディ発進を決めると、6番で2つ目のバーディを獲って通算11アンダー。その後は「なかなかチャンスを作れなかった部分もありましたが、その中でも良いリカバリーもあった」とパーを重ねて終盤へ。17番(パー4)のボギーでひとつ後退したが、2バーディ、1ボギー「71」で日本勢トップの15位につけた。

「全体的にまあまあだった。あとは風の読みを気を付けて、全体的に安定していたんじゃないかなと思います」と振り返った。

昨年は最終日「62」だった(撮影/村上航)

昨年は大会最終日にコースレコードタイの「62」をマークして、通算19アンダー12位に入った。「あしたも楽しく、無事に試合を終えられればと思います」と意気込んだ。

20位タイで最終日を迎える(撮影/村上航)

20位から出た畑岡奈紗は、ボギーなしの2バーディ「70」でホールアウト。「ボギーフリーは良かった点。もっとバーディを獲れるチャンスがあったので、決められなかったところは悔しいです」と振り返った。

2日目に続き、グリーン上でフラストレーションのたまる一日だった。「これぐらい行くだろうなと思って打ったものが急ブレーキがかかったり、届かないところにもどかしさがありました。しっかり打っていこうと決めてやるだけ」と課題を挙げた。

「あしたはちゃんとスタートホールからバーディを獲って、いい流れで18ホールを回りたい」と上位を目指す。(タイ・チョンブリ/谷口愛純)

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